1990年を回顧する

今日の朝刊を見ていたら、とある雑誌の中吊りに「14年前に近鉄オリックスの合併を予言したマンガがあった」との見出しを発見する。
で、少ししてそのマンガが何であるかが脳裏に浮かんできた。「もしかしたら、そのマンガってコロコロコミックで連載されていた(当時は西武にいた)清原が主役のマンガじゃないのか」と。結局今日は時間がなかったため、検証ができなかったが思いつくのはそれしかない。でも、自分の記憶が正しければ、確かに近鉄オリックスが合併して西武と対戦する話があったはずだ。これは確かめてみる必要がありそうだ。間違っても、面白くない漫画家やくみつるの予言であって欲しくないし。もし、そうだとしたらあちこちで吹聴しまくって不愉快になること請け合いだし。
で、予言と書いてあるが、もし自分の記憶通りだとしたら、単なるネタに過ぎないものをあえて予言と煽っただけだと罵倒してやるか。大体、近鉄オリックス合併を予言したとしても、そこまでに至る背景全てを予言しているわけじゃないし。オリックスだって、同時はまだブレーブスだし、本拠地は神戸じゃないし。近鉄だって、本拠地はまだ藤井寺球場だし、ユニフォームだって違うからな。つーか、14年の間で何一つ変化のなかったチームなんてないよな。西武はドーム球場じゃないし、日ハムはオレンジのユニフォームで東京ドーム間借だし、ロッテは千葉に移転前で本拠地は川崎球場だし、ダイエーはまだ鷹の絵がヘルメットになっているはずだし、まだ福岡ドームはできていないはずだ。うーん、こうして考えると、歴史の流れを認識できるなぁ。
でもって、話は変わり、1990年当時の近鉄オリックスと言えば、西武と合わせてパの3強チームでAクラスの常連だし、合併したらきっとかなり強いチームになるに違いない。特に打線は今の巨人なんか目じゃないほどの破壊力があるに違いない。オリックスの1〜6番だけでも松永、福良、ブーマー、門田、石嶺、藤井とどこからでも点が取れるブルーサンダー打線だし。で、オリックスにもブライアントとか鈴木などのホームランバッターがわんさかな上に、ピッチャーだってオリックスなら星野、近鉄なら野茂、阿波野と緩急自在、おまけに監督も近鉄仰木監督オリックスは上田監督と名将ぞろいだし、一分のスキも与えなさそうな強さを誇りそうだ。
それに引き換え、今のオリックス近鉄じゃ魅力がないもんな。岩隈→野茂ぐらいの期待はありそうだけど、中村紀はメジャーに行くみたいだし(いたところで不要論が出るだけか)、目玉選手が谷や村松、磯部程度だし、ただの賞味期限切れを抱き合わせた程度にしか思えないのが悲しい。ブルーサンダー打線が爆発していた頃のオリックスが懐かしい、そう言えばパンチ佐藤もまだ現役だったし(それがオチか?)。