Timely topics2

時として空虚だった理由は、やっぱり、疲労が溜まっていたようです。疲れていたことによって、心がもぬけの殻みたくなって、思考能力が低下してしまったらしい。やっぱり、十分な休養が必要か、もともと体が丈夫なわけじゃないし、もう若くはないのだから。
そうは言いつつも、「空の境界(下)」がだいぶいいところに差し掛かったため、一度読み始めると止まらない。心理描写が巧妙だから読んでいて登場人物に感情移入ができるのが大きいのかもしれない(「海辺のカフカ」で多少違和感が残ったのは、主人公の少年に感情移入できなかった点が大きいし。ただ、ホシノさんには感情移入できた)。
で、ちょうど今読んでいるところが、記憶に関するものなのだが、読んでいるうちにあることを思い出す。幼少期(特に3歳未満)の記憶がほとんど消失しているのだ。断片的に覚えているものはあれども、その記憶が正しいか再認できないため、それが本当なのかどうか分からない。まぁ、覚えていても特にメリットもないからどうでもいいんだけどね。
ただ、今の自分が最も困っているのは、強迫神経症による執拗なチェックの繰り返しか。ちゃんとガスの元栓を締めた記憶があるのに繰り返しちゃうんだよな。記憶を再生しているうちにリピート再生にでもなっているのだろうか?
あと、過去のトラウマを無意識に再生してしまって、気分がブルーになるのも困る。都合の悪い記憶を消してリライトする方法でもないものだろうか?