雪まつり開催中

今年も札幌では雪まつりが開催されていて、今日と明日は多くの人でにぎわうだろう。だけど、私の中ではあまりいい記憶がないのだ。
大学生の頃に2度ほど、会場の整備(滑りやすい雪道を歩きやすくしたり、路上の氷を砕いたりする仕事、市民雪像に降り積もった雪を落とす作業もあり)のアルバイトをしたことがあるのだが、1日12時間労働で(もちろん開催中の7日間はフル出場)というハードな仕事だった。でも、雪像の雪落とし作業などは結構面白かったし、時給もよかったので、さほど嫌な記憶はない(今だったらモナー像とかも雪落としをしていたかもしれないな)。
では、何が嫌だったのかというと、会場に流れる雪まつりソングである。別に歌が下手だとかって言うことではないのだが、半日近く同じ場所にいて、ほとんどエンドレスに同じ曲ばかりが流れたら、嫌でも耳に残ってしまう。その日の仕事が終わって、家の帰った後も雪まつりソングが頭の中で流れ、憂鬱な気分に人を陥れるボディーブローみたいな攻撃なのだ。
おかげで、ちょっとでも気を抜けばすぐに頭の中を流れる雪まつりソングは、雪まつりが終わってからもしばらくは自分の頭の中を駆け巡り、すっかりトラウマとなってしまったのである。だから、あれから何年か経った今でもあまり雪祭り会場に行く気は起こらない。あの曲を聴くたびにトラウマが蘇るからだ。でも、モナー像があるなら、それぐらいは見に行くかな。
しかし、今日の昼間はかなり激しい雪が降ったな。多分、雪落とし作業で出動したんだろうな(笑)。