最近のお気に入り2

相変わらず「北海道の砂利道サイト」にハマッております。で、いろいろなサイトを見ているうちに気付いたのだが、こういう砂利道を走る人は大きく分けて3つのタイプに分かれるのではないか。その3つとはこういう感じ。
①こういうサイトを作っている人〜多分、砂利道を走ることに意義を感じている人(まさに冒険者)が多く、また貴重な経験を分け与えてくれるので、自分のように単に見ているだけの人にも臨場体験させてくれて、大変ありがたい。
②地元の人〜まさにその道を知り尽くしているプロと言えそうだ。
③事情を知らない観光客〜道路地図を見て「ここの道を使えば近道ができる」と思い込んで、砂利道に迷い込んでしまう。
で、③に付いてふと考えたのだが、最新の道路地図ならある程度砂利道について書いてあるものもあるが、ちょっと昔の道路地図になれば、そんな道路状況など一切書かれていないものが多いので、迷い込む可能性はかなり高そうだ。
特に道道の場合、入り口付近(起点を○○とする)は整備された2車線の道路で、立派な標識に「道道○○××線」と書かれていて、更には「××」と大きく矢印で書いてある青看の標識があるだけに、何も知らずに騙されて迷い込んでしまうだけの土壌は十分にある。まさにワナにかかったようなものだ。
で、しばらく走るにつれて、道路が狭まり、舗装が途切れて砂利道に突入するると、迷い込んだ人たちに後悔の念を与える暇も与えずに砂埃をあげたまま、戻ることもできずに、車をひたすら走らせなければならなくなるのである。
まして、その道が山間部なら野生動物との遭遇なんてこともありうる。鹿やキツネぐらいならいいが、熊が待ち構えていると言う最悪のケースもある。更に、路肩が弱いところが多く、崖から転落する可能性も少なからずある。
こうして、心身ともに著しい緊張を強いられた後に、ようやく舗装道路に入って目的地に到着するのである。まさにホラーの世界である。
北海道を車で旅行する予定のある人(特に道外の人)は、そういう危険な道のあるサイトを事前に調べた方がいいと思います。そうじゃないと上で書いたことが待ってますよ。まぁ、自分の意思と関係なしに、こういう場所へのドライブに巻き込まれた人もいますが(このことについても書こうと思ったけど、ここまででかなり長くなったから今度にするか)。