ミステリーは好きだけど……

昨日の話なのだが、行く先々で有線からサスケの「青いベンチ」がかかり、しばらく脳内ミュージックがこの曲のままでした。それにしても、都合何回聴いたか分からないな。まさにミステリーだ。
話は変わり、「眠れる森」の最終回を見る。謎は全て分かっているのに十分見応えが有った。竹内まりやの主題歌の歌詞もタイトルバックも改めて振り返ると全て意味がつながってたんだな。改めて野沢尚氏の脚本のすごさを思い知り、惜しい人を亡くしたと実感しました。
ちなみに、「眠れる森」のような作品や「古畑任三郎」シリーズなど、ミステリーもののドラマをこよなく愛し、かつてはミステリー作家を志した身ではあるのだが、「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」はさほど好きではない(正確に言うと、昔は好きだったのだが、段々と嫌いになった)。
どこかへ行こうものなら必ず殺人事件に遭遇し、別に警察に頼まれたわけでもないのに(大体は頼まれているが)勝手にしゃしゃり出て、犯人を見つけては自己満足に浸るというパターンに嫌気が差したのかもしれない。しかも、たまたま事件を解決したくせに犯人に対しては威圧的だもんな。もし、自分が犯人だったら、たまたま来たくせに偉そうに事件を解決してんじゃねーよって思うかもしれない(これは古畑にも該当するか。だから、見ていて犯人に肩入れしちゃうのかな?)。
もし、自分がどこかへ旅行に行ったとしてこいつらと遭遇しようものなら、間違いなく事件に巻き込まれること請け合いだ。まして、温泉だったら2時間ドラマの完成じゃないか。落ち着いて温泉にも入ってられないし、浴衣で卓球もできやしない。自称・いなせな若旦那の出番がなくなってしまうではないか。殺人事件に巻き込まれるなんて人生に一度あるかないかの大事なのに、こいつらと来たら月に1〜2回のペースだもんな。絶対呪われてるよって設定にケチをつけるんじゃない。
でも、何か面白い推理もののマンガとかないかな。こんなこと書いてたら何か読みたくなってきたよ(金田一&コナン以外で)。