今年の音楽シーンを勝手に表彰する

オリコンの年間チャートを見る(その週のオリコンだけは毎年買っているのだ)。こうして振り返ると、色々といい曲があったが、それを列挙したらキリがないので、個人的に適当な部門を作って2004年の音楽シーンを振り返るとするか(シングルがメインとなっております)。
来年はもっと飛躍するで賞〜「リライト」他(ASIAN KUNG-FU GENERATION)→今年ブレイクしたと思われる歌手の中で、もっとも自分がいいと思ったのがこのグループ。楽曲もさることながら、文学的な歌詞がまたいい。来年も期待!
意外と売れたで賞〜「Mickey」(Gorie with jasmine&joann)→ワンナイを見ていないこともあり、何でこの曲が売れたのかしばらくは理由が分からなかった。でも、原曲を聴いたらいい感じだったし、楽曲のパワーが補ったと思えばまだ納得できる。
来年が心配で賞〜「桜」河口恭吾)→森山直太郎に続き、第二の桜と持て囃されたものの、徳永英明の「僕のそばに」との酷似が発覚して以来、すっかり興醒めしてしまった。その後、あまりヒットが出ないが、一発屋として終わってしまうのだろうか?紅白で巻き返せるかどうかがカギか。あと、平原綾香Nobody knows+も勝手にノミネート。
実力は健在で賞〜「君こそスターだ」(サザンオールスターズ)→これぞサザンというスタンダードナンバーが健在なだけで十分。あとは、2年ぶりに復活したラルクもノミネート。
感動したで賞〜「栄光の架橋」(ゆず)→アテネオリンピックで各局のテーマソングで感動したのがこの曲。新体操のあのフレーズもこの曲があったからこそ。
心にしみたで賞〜「僕が一番欲しかったもの」(槇原敬之)→やはりマッキーの曲はいい。ただ、「瞳をとじて」(平井堅)&「かたちあるもの」(柴咲コウ)のセカチュー主題歌もよかったし、マイナーなところではレミオロメンの「3月9日」が心にしみた。
地味にハマったで賞〜「サンライズ」(BENNY K)→曲を聴くまでは誰だコイツ的な存在だったのに、キャッチーなフレーズにハマりすっかり気に入ってしまった。大塚愛の「さくらんぼ」も聴いてくうちにハマったなぁ。
個人的なラジーシングル賞〜「女子かしまし物語」(モーニング娘。)→アルバムの中の一曲で内輪ネタをモチーフにしたアーチストは今までにもいたけど、それをシングルとして出したのはモー娘が初かもしれないな。とは言え、単なる内輪ネタでは新規ファン開拓する気が見られないJRA3連単のCMと同じで不快なだけである。この曲でモー娘の終焉が近いことを感じたが、まだ解散までは行かずか。今年の最初の予想は外してしまったな。その当て付けじゃないけど、後日にでもモー娘を経済学的に斬ってやる。
まぁ、それとは別にこういうチャートを見ていくと、それぞれのアーチストの今後の状況が見えてきそうだし、株価のように予測してみるのも面白そうだな。