ひょんなことがきっかけで

うーん、やばい位にマジでハマった。昨日買った「空の境界(上)」を読んでいるのだが、物語の世界観にズルズルと引き込まれてしまった(よく考えたら、この手の話って結構好きだったりする)。うーん、「ハリーポッター」にハマる子供の気持ちが今になって分かった気がする(なぜ教職をしていた当時に気付かないのか)。
この前の皐月賞でのディープインパクト以来の衝撃だ……って言うと、大した事ないように思われるから、別なもので例えるか。2年前にアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を読んで以来の衝撃だ。もう時間を忘れるほどに夢中になり、しかも読み始めると止まらない状態に陥ってしまいました。そして、相変わらず血みどろなシーンがあるにも拘らず、パンを食べ昨日買った903を飲む能天気ぶりを発揮(多分、小説だからOKなんだろうな。マンガだったらNGだろうし)。
余談だけど、自分でもある程度の小説を書いているのだが、この小説を読んだら自分の小説など足元にも及ばないと痛切に感じる。完膚なきまでに叩きのめされているのに、物語にはグイグイ引きこまれて、この日記を書き終えたらまた読もうと考えているのだ。とりあえず、半分ぐらいは読んだから、この分ならあと2日もあれば全部読んじゃいそうだ。下巻を買うのは時間の問題だな。