一度あることは二度あるらしい

あれは今からさかのぼること約4ヶ月前の6月上旬のことだった。ディープインパクトの携帯ストラップが欲しくて、ウインズ札幌のグッズ売り場に行ったものの、売り切れという事実にガッカリした直後だった。
去年も応募した今年の函館・札幌の各2歳Sの勝利馬予想というコーナーが今年も開催されているのを発見し、また応募しようかなと思い立つ。
このコーナーと言えば、1年前にダンツキッチョウを候補に選ぼうとしたものの、名前がピンと来なかったので、その真下に書いてあった名前のカッコイイ別の馬に急遽変更したやつだ。そう、ダンツキッチョウが札幌2歳Sで2着に来て、選んだ馬は出てもいなかったので、当時は悔しい思いをしたあの「ダイヤモンドを探せ(今頃になってコーナー名を思い出しました)」ではないか。とは言え、その選んだ馬は後に無敗のダービー馬となったので、十分損失分は取り返させてもらったけどね。

で、今年の話に戻るのだが、やっぱり思うことは、デビュー前の2歳馬だけにどの馬が勝つかなど分かるわけないし、一応候補馬のリストがあるものの、1000頭以上もいる馬の中から選べというある意味暴挙と言わんばかりの予想である。よくもまぁ、翌年のダービー馬を見抜いたものだと我ながら感心しつつも、去年と同じ要領で候補馬を探すことに。
とりあえず、2歳戦に強い山内厩舎に所属する馬でいいかと思い、探そうとしたら今年は厩舎の掲載がないではないか。「これじゃ、わかんねーじゃねーよ!」という言葉にならない怒りをよそに、「去年は札幌2歳Sの有力馬をピックアップしたから、今年は函館2歳Sの有力馬をピックアップするか」と思い、去年の函館2歳Sで1番人気2着だったディープサマーにちなんで、タイキシャトル産駒から候補馬を選ぶことに。
少しして、1頭面白そうな馬を発見したため、この馬に決定する。その馬の名前はディープエアー函館2歳Sで2着だったディープサマー、去年候補に選んだディープインパクトと同じ「ディープ」つながりだし、当時の自分の存在感を一言でまとめると「空気(エアー)」なだけに、ディープエアー(濃い空気?)なんてまさに自分にピッタリだと妙に納得して、投票したのであった。

4ヵ月後、そんな経緯で投票したディープエアーが、明日開催される札幌2歳Sに出走するではないか。去年のダンツキッチョウと違い人気はなさそうだけど、鞍上が同じ藤田騎手なのは何かの因果関係がありそう。いずれにせよ、候補に選んだ馬が札幌2歳Sに出るし、今回は最終選考から漏れた馬ではなく、最終選考を通過した馬が出るので、思い切り期待&応援させていただきます。