今更ながらのGⅠ戦略
何気なしに、GⅠ攻略ノート(要するに競馬予想ノート)を眺めていたら、あることに気がついた(そもそも、私は競馬予想ではデータを重視するタイプなので、過去のデータなどを色々とチェックするのである)。で、今年のGⅠレースを振り返ると、今年は1998年春の結果と相似している部分が多いということに気がついた。以下がその気がついたことである。
桜花賞→武豊騎乗の馬が勝利(98年・ファレノプシス→04年・ダンスインザムード)
皐月賞→弥生賞を2番人気で勝利し、皐月賞で1番人気になった大外⑱番の馬が惜敗(98年・スペシャルウィークが3着→04年・コスモバルクが2着)。ちなみに、福永祐一騎手の馬が好走している点でも共通している(98年・キングへイロー2着→04年・メイショウボーラー3着)
天皇賞・春→10番人気の馬が激走(98年・ステイゴールド2着→04年・イングランディーレ1着)。また、2着に前走日経賞を使ってきたGⅠ勝ちのないSS産駒が来ている点でも共通(98年・ステイゴールド→04年・ゼンノロブロイ)。
NHKマイルC→1番人気のキングマンボ産駒が勝利(98年・エルコンドルパサー→04年・キングカメハメハ)
このことから、98年のデータを参照すれば、連敗続きの予想にピリオドが打てるかもしれない。で、このデータを元に今後のGⅠを予想していくとこんな感じになりそう。
オークス→桜花賞馬は3着止まり(ファレノプシス→ダンスインザムード)、2着は桜花賞3着の馬(エアデジャヴー→ヤマニンシュクル)、1着が前走で忘れな草賞を勝った馬(エリモエクセル→ドルチェリモーネ)ということになるのか?
ダービー→勝ったのはスペシャルウィークだから今年で言うとコスモバルクか。ただ、98年当時は○外がダービー出走できなかったことを考えて、エルコンドルパサーが出ていたらどうなるか微妙なところ。98年ジャパンカップではエルコンドルパサーがスペシャルウィークに勝っているだけに、キングカメハメハにも分がありそう。
安田記念→タイキシャトル=前年にマイルCSとスプリンターズSを勝った馬ということで、デュランダルがそれに該当するが、回避する見込み。ならば、前走で京王杯SCを勝った藤沢厩舎所属の馬という点で共通するウインラディウスが濃厚か。
宝塚記念→サイレンススズカ=連勝中の逃げ馬という点では該当する馬が思いつかないので、スズカが大差圧勝した金鯱賞の結果次第か。
果たして、こんな予想でうまくいくのだろうか?自分でもよく分からないけど、これを中心において考えて見ます。一応このデータ戦略には実績があるからね。