Save Me(Unwritten Low)

先日まで読んでいた本にこんなことが書いてあった。
「天は自ら助くるものを助く」という言葉があるように、「神が自分を助けなかった」のではなく「自らが助かろうとしなかった」のである、と。
つまり、助けて欲しいと願う気持ちが足りないと、助かろうとしても、助からないということらしい。実に奥が深い。
そこで、今までの人生を振り返って考えてみると、確かに自分に救いの手を差し伸べてくれた人がいたような気がする。しかし、その行為を素直に受け止めることができず、拒み続けたのも事実。強がっていたのかもしれないし、甘えちゃいけないって思っていたのかもしれない。
今となってはもう分からないが、自力で何とかしようと必死になるあまり、救いの手を振り解いていたんだろうな。で、最終的には誰もいなくなってしまいましたってことか。
望むとか望まざるに関係なく、そこが行き着く先だったようです。
また、「神は人に乗り越えられない試練は与えない」という言葉もあった。
確かに、ここ数年鬱に悩まされていたが、ようやく出口が見えてきた気がする。自分が何に悩み、何が原因でこうなったかも分かったし、これからどうすればいいかも分かったので。その点で考えれば、言い得て妙かもしれない。
ただ、それ以外の方面で乗り越えることができなかった試練もある。しかも、基本的に他人の期待を裏切る名手であるがため、そんな試練を数え上げたらキリがないくらいに。
そう考えると、いくら神だって愛想を尽かしてもおかしくなさそうだ。言わば、神に見捨てられてもおかしくない存在であると。だとしたら、いくら助けて欲しいと願っても、見捨てられた存在であれば、どうなるってものでもないのか?
何でこんなところで妙なパラドックスにぶつからなくてはいけないのか。それとも、私には神すらいなくなってしまいましたって展開への伏線? 悪魔に魂を安価で売るって言ったこともあるし、見捨てられても文句は言えないや(苦笑)。
まぁ、考えるだけ無駄だし、とりあえず今日の日記もまとまったからそれでいいや、要約するとこういうこと(↓)ってことで。

In such division,everything is my fault.