長いため息のように(the brilliant green)

昨日、自分の思いの丈を綴ったら、いくらか気分がスッキリした。おかげで今日は心身ともにいい感じ。やっぱり、思っていることは心の内に溜めるよりもどこかに吐き出した方がいいことが分った。そして、この日記の今後の方向性も分った。
ここは後悔に埋もれた自分の言葉を吐き捨てる場所として十分に機能しているではないか。かつては、自分の気持ちを誰かに理解して欲しくて、色々と書き連ねた時期もあった。でも、誰にも理解されずじまいで、嫌気が差したこともあった。
それから、様々な心境の変化を経た今は、誰かに分かって欲しいだなんてちっとも思わなくなった。ただ、忌々しい気持ちをここに吐き捨てることによって、心の安寧を保てればそれでいいのだ。誰の助けも要らない。酔っ払いがクダを巻くのと同じように、私もここに自分の負の感情を捨てて、普通の日常生活を送っている、それで十分なのだ。
実際の生活で、私がこの日記を書いていることを知っている人物は一人もいない。親しい友人にさえ知らせていないのだ。だから、自分が笑顔の裏ではこう思っているだなんて夢にも思っていないだろう。
とは言え、一時期、現実とここの人間像のギャップに悩んだのも事実。だが、開き直った今となっては何の抵抗もない。いつの日も答えが定まらなくて、迷いに迷って遠回りした末に、ようやくここまでたどり着いたのだ。
何も思い悩むことはない。ここに自分のやり場のない気持ちを処分すればいいのだ。そうすれば、昔のように鬱々とした気持ちになることもなくなるのだから。