フェイク(Mr.Children)

結婚秒読みと言われている妻夫木聡柴咲コウ。今結婚すれば「どろろ婚」と言われそうだけど、何か響きが悪いような……。だったら、以前共演したドラマにちなんで「オレンジデイズ婚」じゃダメでしょうか? 一応、主題歌がミスチルという点で共通していますよ。ドラマの再放送を見ながらなので、余計にそう思ったりする。

まぁ、そんな心配はどうでもいいとして、「フェイク」はミスチルの定番と言った感じですな。桜井節満載って感じだし。ちなみに、、現在「ほっぺたから横隔膜まで アニータを呪ってやるって気持ち膨らまし」ております。どの面下げて日本まで来たというのか。だったら、金返せっての。赤の他人でさえこんなに怒っているのだから、青森の人の怒りはどんなものなのでしょうか。

アニータには何かしらの天罰が怒ることを期待しつつ、ちょっと過去の日記を見ていたのだが、改めて思うことは「何でこんなに鬱だったのか」ということ。色々と思い悩むところがあったんですけどねぇ。特に2005年の夏ごろなんて、あまりに鬱すぎて日記を書くことすらやめてしまった訳だし。
当時は「一生懸命頑張ればきっと報われる」って信じていた余り、必死に頑張りすぎて、心身共にボロボロになっちゃって本当に大変だったもん。おまけに、「大切に抱えていた宝物がある日急に偽物と明かされて」しまったから、さぁ大変。今まで培っていたものが全部壊れてしまい、人格が破綻してしまいました。

でもね、その時に悟ったんですよ。人間なんて言ってみれば、みんな上げ底して暮らしているんだって。つまりはありのままじゃなくて、上手く見せる工夫をしているって分かったから、それからは考え方を改めましたよ。
飾らない自分も大事だけど、ある程度のフェイクは必要だって。面接とかでもありのままを見せるよりも、多少上積みさせておけば、面接官の印象も上げられるし、自分を虚飾しない手はないもんね。
そりゃ、最初は嘘をつくのはよくないっていう葛藤はありましたよ。でも、殺るか殺られるのサバイバルな格差社会になってしまった以上、きれいごとも言ってられませんよ。生き残るためにはこうするしかないんです。
その結果、深刻な鬱から抜け出すことができたんです。自分のやってきたことは決して間違いじゃないと今でも思っていますよ。愛や純粋な気持ちは失ってしまいましたけどね。その点に関しては後悔しておりません。

人間、一度どこかでリセットする必要があったということだけで、それがちょうど自分にとって2005年の夏ごろだったのですから。そして、その時に手に入れたフェイクが今の自分の根底にあるってだけの話ですから。これで手記でも書けないものかね。ヤブな精神科医よりも効果的な鬱の脱出方法を見出したわけだし。ただ、それが他の人に適応できるかどうかは別としても。